夫婦奴隷の淫靡な性生活
第二部 夫婦奴隷に落とされて...
パート7a
共有される夫婦

きっかけ

 今日、晴れ上がった11月の午前...晩秋の冷気が町中にも降りて来ていました。僕は今月もまた、1日の有給を取って...いえ、取らされて...スカート姿で澤村と中島公園を歩いていました。誰からも怪しまれないよう、僕はウィッグを被り、白いマスクをしていました。スカートはとても短いバイアスチェックのフレアミニ。
澤村と一緒だったから出られたけど、一人では日中、絶対に外には出られないくらい恥ずかしいスカート...あまりに短かすぎてストッキングは吊れないので、生脚に黒いオーバーニーハイを履きました。
 スカートとペチコートの下はノーパン、赤いロープで股縄をかけられています。今日は特にきつい懲罰縛りでした。そんな僕がと一緒にちょうど藤棚の下を通り抜け”キタラ”に向かって歩いていた時のこと。僕は俯いて歩いていたので分からなかったのですが、向こうから男女二人連れが歩いて着て、その中の男性が澤村と一瞬ですが、目線を合わせたようなのです。いったんすれ違った直後、その男性が声をかけました。「あの...失礼ですが、澤村くんでは?」...僕はドキッとして顔を上げました。澤村は振り向いて、「はい?」と答えながらしばらく先方を見つめて、「一ノ瀬?」と小さく叫びました。

澤村 「一ノ瀬か?」

一ノ瀬 「ああ。やっぱり澤村か。久しぶり」

 彼らは僕の結婚式以来会っていないはず...あれは、今から二十年以上も前のこと。それなのに、よく分かったものだと僕は驚きましたが、彼らが短い懐旧的な会話をしているのを聞きながら、大変なことになったと思い直しました。一ノ瀬が連れていたのは妻の裕子だったから......裕子はさっき僕たちが出会った瞬間、僕と澤村をチラッと見た後、俯いたままです。裕子は千鳥柄のフレアミニスカートを穿いていました。その裕子は、澤村と互いに最近の面識があるのです。それは2年ほど前、澤村を家に呼んでビールを飲んだことがあったからです。それまでも、澤村が札幌に戻ってからは、何回か家に呼んで食事をしています。澤村は裕子に気づいたようでした。一方、一ノ瀬も僕の女装に気がついたようでした。彼の視線は、僕のパンプスからハイソックスで包まれた脚、太もも、スカート、そして胸の膨らみへと上がって来ます。僕は耐えられなくなって、俯いてしまいました。と、二人の声が同時に発せられたのです。

澤村 「あれ?...高原の奥さん?」

一ノ瀬 「ひょっとして...おまえ、高原?」

 僕も妻も、もう俯き続けるしかありません。僕はもう居たたまれなくなって、澤村の腕を引きました。この場から一刻も早く離れたかった...でも、声は出せません。そんな僕の気持ちを澤村は分かってくれたようで、一ノ瀬たちに簡単に挨拶して、僕を連れてそこから離れました。もちろん、このままで済むはずはない...僕はそう思いました。僕たち夫婦の生き地獄が...いえ、僕の生き地獄が始まると......そして実際にそうなって行くのですが、今はこの時の僕と澤村の話をさせて下さい。

ー厳しい訊問ー
 この時、僕は澤村から罰を受けていました。性器にワイヤレスのバイブレータを装着されて、”市中引き回し”の罰を受けていたのです。手首だけ後ろで縛られ、その上から短めのフレアトレンチを掛けられた格好でした。彼に腕を取られて、文字通り町中を引き回されていたのです。なぜこんな屈辱的な罰を?...僕の射精は澤村に管理されていて、勝手に射精することは許されていません。それなのにその掟を破ってしまったのでした...さっき澤村のアパートで身体検査された時、彼の指の動きに対する僕の性器の勃起状態が弱かったのです。ふつうは後ろ手に縛られるだけである程度勃起するのですが、今日はそれも弱かったのです。これを不審に思われて、僕はスカート姿のまま後ろ手に縛り上げられて、厳しい訊問を受けました。

ー厳しい拷問ー
 身体は正直です。澤村は僕の身体の生理を知り尽くしています。胸の上縄と下縄の両方に閂をかけられた厳しい緊縛...胸と上腕に厳しい縄目を感じさせられる時にはちょっとした刺激でも射精しそうになるくらい勃起する僕の身体が、今日は澤村の手の刺激に対して鈍い反応しか示さない...きっと澤村にはピンとくるものがあったのでしょう。僕はなにもかも話すよう命令されました。昨晩、僕は妻の新しいスカート姿に欲情してしまい、セックスしてしまったのでした。もちろん妻のスカート姿は、一ノ瀬に指定されたものだったでしょうが、それを思うとますます興奮してしまったのでした。そんな事情を僕が少しずつ説明して行くと、澤村も徐々に身を乗り出してきて関心を示すのでした。好奇心?僕たち夫婦の秘密を覗き見る快楽?...訊問は、より細かいこと、より具体的なことに及びました。澤村の指がもたらす快感に逆らって僕が少しでも躊躇や拒否の態度を示すと、太ももに鞭が入れられました。往復ビンタを張られました。お尻を乗馬鞭で打たれました。このような陰惨な拷問はきわめて単純で原始的、直情的なものでした。澤村が普段の調教で僕をいたぶり、辱める時は、いろいろな淫具を使います。手錠や開脚足枷、首枷、開口具、ウシロを犯す張形、種々のバイブレータ、乳首責め具等々...でも、この時の拷問ではどれも使われませんでした。それだけ彼の興奮が切迫していたのだと僕は思いました。夫婦の事実を早く知りたい...もっと知りたい。高原自身の気持ちを知りたい...そんな気持ちだったのだと思いました。

ー知られてしまった夫婦の秘密ー
 厳しい拷問に耐えきれず、僕は何もかも白状させられてしまいました。僕が澤村の性奴隷に落とされてほぼ1年になりますが、妻と一ノ瀬の性生活を知ったのは半年前でした。今まで僕はそのことを澤村には黙っていました。これまでも澤村は僕たち夫婦の性生活については執拗に訊いてきました。どれくらいの頻度で、どんな風にしてセックスしているのか?...奥さんの前でもスカート姿でいるのか?...どんな体位で妻を犯し、その時の妻の反応はどうなのか?...僕は自分のスカート女装のことは誤魔化しましたが、それ以外は正直に答えて来ました。今日、何故かはじめて僕は澤村に、妻と一ノ瀬のことを話す気になったのでした。ひょっとしたら予感があったのかも知れません。この後、妻が一ノ瀬と歩いているところに僕と澤村が出くわして、僕たちの運命が決定的に変わってしまうということの予感が...最初に澤村が僕に...僕の身体に...訊いてきたことは、射精を禁止されているのになぜ妻とセックスして射精したのか、ということでした。拷問に屈服させられた僕は、何もかも正直に答えさせられたのでした。妻を一ノ瀬に奪われていること、彼らの関係は学生時代から今まで20年以上にわたって続いていること、妻のスカート姿は一ノ瀬の命令であること、つまり妻を一ノ瀬に取られてしまったこと、妻が一ノ瀬に隷従して性交させられることを僕が許していること、そして、妻をそんなふうに奪われて嫉妬し、その嫉妬が僕の性欲を猛烈に掻き立てているということ......20年以上と聞いて、澤村は唖然とした様子でした。

澤村 「気がつかなかったのか?新婚早々、女房をアイツに寝取られて...」

僕 「・・・・・・」

澤村 「おまえ、奥さんを一ノ瀬に取られて口惜しくないのか?」

僕 「口惜しいよ。俺だって男だ」

 バシッ!...バシッ!...いきなり往復ビンタを張られました。説明の間はベッドに座ることを許されていたのですが、肩を押されて再びベッドに横に倒されました。後ろ手に縛られているので、服装にかまうこともできず、スカートが乱れてしまったようでした。澤村は乱れたスカートとペチコートからはみ出ている太ももの肌にベルト鞭を入れました。ピシッ!...ピシッ!...ピシッ!...ピシッ!...

僕 「ウッ!...ウウッ!...アアッ!...痛いッ...か、堪忍...鞭は堪忍...」

澤村 「男じゃないッ、おまえは!...お前は女なんだよッ!...男言葉は使うなって言ってるだろッ!」

僕 「ご、ごめんなさい。許して...鞭は許して...」

澤村 「奥さんを一ノ瀬に寝取られて、どんな気持ちなんだ、高原?」

僕 「は、はい。とても...とても口惜しいです。口惜しいわ」

澤村 「どうしてやめさせないんだ?取り返すつもりはないのか?」

僕 「・・・・・・」

澤村 「もっと拷問にかけられたいのか?」

僕 「い、いいえ。それは...それは...妻が一ノ瀬に抱かれたいって...」

澤村 「へッ...それならいっそ別れてしまえばいいじゃないか?」

僕 「私は裕子を愛しています。だから、裕子が望むことは何でも叶えてやりたいの。一ノ瀬に抱かれたいのなら、一ノ瀬に抱かれてもいいよ、って...」

澤村 「・・・・・・」

僕 「前から妻には言ってありました。私と同じように他の男性も愛さなくてはいけないよって。だから、一ノ瀬が妻を抱きたいと思っているなら、そうされなさいって妻に言ったんです」

澤村 「奥さんは何と?」

僕 「妻は苦しんだようです。でも、結局、一ノ瀬と私に共有されるということで心の平穏を取り戻したようでしたわ」

澤村 「共有って......そんなこと...だけど、かち合った場合はどうなるんだ?お前と一ノ瀬がどちらも奥さんとセックスしたいっていう時は?」

僕 「妻は一ノ瀬に順位付けを強要され、彼が一番目、私が2番目と宣言したそうです。私自身は一ノ瀬から命令される立場じゃないので、この順位は妻が心の中で守っているというだけに過ぎません。昨日のセックスは妻から一ノ瀬に報告されるはずです。その時、彼が妻をどう扱うかは、彼の自由であり、私も妻もそれを認めています...」

澤村 「妻が夫以外の男と寝ても、夫はそれでいいって?...変な話だな。俺がおまえの奥さんとセックスしたいと言ったら?」

僕 「妻次第ですわ。私は何も言いません。私は、私が澤村さまの奴隷として調教されているということを妻に知られさえしなければ、それでいいのですわ。私が澤村さまに性奴隷としてお仕えしていることさえ知られなければ...」

澤村 「俺には分からないなあ。どうして自分の妻が他の男に取られて夫が喜ぶんだ?」

僕 「それは...それは、私がマゾだからですわ。つらいこと、恥ずかしいことをされて歓ぶマゾだから...妻を奪われるっていうことは、大切なものを...性的に大切なものを奪われるということ...つらいことですわ。とてもつらいこと...それって私には精神的な拷問なの。怒ってもどうにもならない口惜しさ...妻が無理やり犯されるのなら耐えられる...だけど妻が自分から進んで一ノ瀬に抱かれるなんて...抱かれて反応して、歓ぶなんて...妻は一ノ瀬とのセックスで女の歓びを教えてもらって言ってます。私、口惜しさと嫉妬と惨めさで気が狂いそう...そんな気持ちが私の被虐心を燃え立たせるんです」

澤村 「おまえ、完全に倒錯した頭だな。俺ならそんな女房は捨てるね」

僕 「妻は、身体は一ノ瀬の所有だけど、心は私と一つなんです。妻が私から離れることはないし、私が妻から離れることもありませんわ。先月は妻が釧路の一ノ瀬の家に呼び出されて、10日ほど性的な調教を受けて来ましたが、彼女も私も離婚するつもりはありません」

澤村 「ドロドロした夫婦だな、お前たち。ところで、おまえの女房が一ノ瀬とセックスして満足しているのなら、お前とセックスする必要はないのか?」

僕 「はい、澤村さま。妻は一ノ瀬と濃厚な性生活を送っているので、私とのセックスを必要とはしていないかも知れません。でも、実生活は私と一緒ですし、一ノ瀬からの禁止命令がない限り、妻は私とのセックスを拒否することはありません。私がセックスしたくなったら、いつも妻を誘っています」

 バシッ!...バシッ!...また往復ビンタを張られました。澤村は僕の乱れたスカートとペチコートからはみ出ている太ももの肌に再びベルト鞭を入れました。ピシッ!...ピシッ!...ピシッ!...ピシッ!...彼の怒りの表現でした。彼は腕を右左交互に振り下ろしながら僕の太ももに鞭を入れていきました。

澤村 「おまえ、自分の立場が分かってるのか?...おまえは俺の性奴隷だぞ」

僕 「ウウウ・・・・・・」

澤村は怒声で「セックスしたくなったらいつもしている?誰の許しでセックスしてるんだ、高原?」と叫びながら僕の太ももに鞭を入れていきました。ピシッ!...ピシッ!...ピシッ!...ピシッ!...

僕 「ウウ...ご、ごめんなさい、澤村さま。私は澤村さまの性奴隷ですわ。どうぞお気の済むように私を...純子を調教して下さい。ご命令には絶対服従いたします。だから、このことだけは妻には言わないでください...」

澤村 「おまえが...純子さん...が俺の言うことを聞いている限り、約束は守るよ。だけど、おまえは俺の射精禁止命令を破った!」

僕 「ごめんなさい。もう二度と澤村さまのご命令に背いたりいたしません。ですから、今回だけはお許しを...お願い...純子をお許しになって」

澤村 「懲罰が必要だな。純子さんにはこれから罰を受けてもらうよ。いいな、高原?」

 僕は縄尻を取られてベッドから立たされました。澤村の手で僕のスカートは直され、乱れたトップスも正してくれました。胸縄は許され、手首だけ後ろで縛られた格好にされました。澤村は立たされたままの僕に近づきます。
  
僕の目を覗き込みながら近づき、僕のスカートの裾を摘まみ、スカートを腰まで捲り上げてクリップでトップスに留めるのです。3枚のペチコートもまとめてめくりあげてクリップでスカートに留めると、僕の下半身は丸出しに...生脚にオーバーニーハイだから、太ももの肌も、念入りに剃毛された性器も、なにもかも丸見えです。澤村は、そんな僕の性器に淫具を嵌めて行くのです、性器を弄びながら...アアァ...特に念を入れて嬲られるのは陰嚢です。薄い皮膚で感じやすい陰嚢を同性の意地悪な手で嬲り回される恥辱...屈辱!
   
ヒールの低いパンプスを履かされ、薄いクリーム色で綺麗なフレアが入った短めのトレンチコートを羽織らされました。これで僕が...純子が...縛られていることは誰にも分らない...ウィッグとマスク。覗きこまれない限り、女装?と怪しまれることはないでしょう。裾広がりの短いコートからバイアスチェックのスカートの裾が覗いています。澤村は、立たされた僕の前2メートルくらいのところの椅子に座って、スカート姿の僕を見ながら厳かに宣言しました。

澤村 「高原、もとい純子さんに罰を言い渡す!...罪名、ご主人の言いつけに背いて妻の裕子と性行為に及んだ射精禁止命令違反。罰条、市中引き回しの後、電気鞭にて乳首および性器に拷問を加え、今後一ヵ月を射精禁止期間とする!」

僕 「は...はい、ご主人さま。ああ...純子、辱められるのね。町中で...スカート姿で...辱めを受けるんだわ。またあの屈辱的な罰を受けるのね...ああ...」

ー市中引き回しの罰ー
 厳しい拷問に屈服させられて、恥ずかしいことを何もかも白状させられた結果、僕はとても屈辱的な罰を受けることになったのです。大型ショッピングセンターやJR札幌駅など人ごみの中を歩かされ、大通公園や中島公園、丸山公園などで女装姿を撮影されたりしながら、スカートの中で性感を嬲られるのです...発情させられるのです...でも、最初の2時間は射精は禁止されています。たっぷりとスカート姿の僕を嬲った後、町中で目立つ場所に立たされます。例えば4丁目のデパートの出入口とかJR札幌駅の中央改札ゲートとかで、人々の流れに向かって立たされるのです。今日は薄野十字路の交番前でした。昼休みで、たくさんの人々が行き来しています。交番の中からは警察官が周りを観察しています。澤村は離れたところで、リモコンを操作します。今まではスイッチを10秒とか30秒とか短時間で入れたり切ったりだったのですが、最後はスイッチがオンに入れられたまま放置されるのです。もう十分に発情させられてきた僕の身体ですから、1分も持ちません。スカートの中で性器を責められて僕は迫り上げられ、そして追い詰められていきます。懇願する視線を澤村に送りますが、当然それは無視されます。ああ...もうダメ...耐えられない...僕の意志に逆らって、身体は勝手に反応してしまい、生暖かい精液をスカートの中にぶちまけます。それは3枚重ねたペチコートが吸収してくれて下には落ちないのですが、ぶちまける時の快感というかつらさというか、そういうどうしようもない切なさで、どうしても直立不動の姿勢ではいられないのが問題です。体をくねらせたり捩ったり、あるいは膝を曲げたり伸ばしたりして切なさを誤魔化すことは、人に怪しまれるのでできません。人に注視されれば男だとばれてしまいます。通報もされるでしょう。交番は目の前です。警察官に怪しまれれば職務質問されて、僕が男であることが暴露されてしまい、交番内に連行されて訊問されることになるでしょう。僕は射精の快感、つらさにじっと耐えました。澤村は遠くから僕の反応をじっと見ています。スカート姿の僕が射精の快感、つらさ・切なさに耐える様子をじっくりと観察しているのです。そして僕が射精し終って、その快感に浸っている時にスカートの中の淫具のスイッチを切り、僕にそこを離れるよう指示します。スカートの中で冷たくなって濡れたままのペチコートを太ももに感じながら、僕は澤村の方へ歩いて行くのでした。でも、懲罰はこれで終わりではありません。市中引き回しは今回の罰の序に過ぎず、その本体は引き回しから戻ってから執行される性器の電気ショック20回、乳首の電気捻絞30分、そして射精禁止1カ月という厳しい体罰のセットなのです。純子はこの残酷な罰一式を以前にも受けたことがあるのです。その時は乳首の電気捻絞の苦痛で失神してしまいました......

ーアパートに連行されてー
 市中引き回しの後、僕は再度澤村のアパートに連行されました。部屋に入るなり、コートを脱がされました。後ろ手に縛られたままベッドに押し倒され、スカートを捲り上げられました。澤村はズボンのベルトを抜いて、僕のお尻や太ももをペチコートの上から激しく打ちました。数回でペチコートも捲れ上がって、素肌が露出します。その素肌に鞭が執拗に入れられました。特に太ももの内側に...彼はとても興奮していました。気が済むまで僕の下半身を鞭打った後、立ったままでズボンを脱ぎトランクスも下げました。激しく勃起した澤村の性器には血管が浮き出ています。僕は彼の前にひざまずいて、いつものように彼のその性器にフェラチオ奉仕させられました。手は縛られているので口と舌だけを使って...彼は僕の頭を両手で押さえて、はげしく腰を使って来ました。喉の奥を衝かれて吐きそうになり、涙が出て来ます。そうやって僕を苛めてから、彼は僕を四つん這いにします。スカートとペチコートを捲り上げて僕のお尻を丸出しに...赤いロープの股縄を左右に割って、ウシロを澤村の指で犯されます。最初は1本で犯して、僕の前立腺をいたぶります。その不快な刺激が僕の被虐心を刺激して、僕の性器の勃起が限界に達します。そこへ2本目が入って来ます。前立腺が執拗に苛められます。ああ...これ以上刺激されれば射精してしまう...そんな時、澤村は指を抜き、僕の唾液で十分に濡れた彼の性器で...激しく勃起した彼の性器で...僕のウシロを犯すのです。女装した僕は女性のように澤村にウシロから犯されるのです。激しい腰使い...意地悪な手で性器を揉みしだかれながら、執拗に突き上げられ、そして引き上げられ、また突き上げられる...

澤村 「ウウウ...行くぞ、高原!」

僕 「は、はい、澤村さま。どうぞ...」

 澤村は僕の身体の中で射精し、僕は今日二度目の屈辱的な射精を彼の手の中で強制されるのでした。意地悪な澤村は、体罰を与える時は必ずその前に僕に射精させました。僕の性欲を奪って素面の状態にしたうえで、僕を全裸に剥いてロープで厳しく縛り上げ、肌に直接体罰を加えるのが彼のやり方でした。僕が高ぶっている状態だと、マゾの僕が体罰を喜んでしまうことを知っているからです。ああ...澤村さまの意地悪!...体罰の時はいつも全裸に剥かれましたが、調教の時は僕に辱めを加えるのが主な目的だったので、そんな時は僕は”正装”をさせられました。その方が惨めな気持ちが増幅されるから...澤村はとことん僕に対して意地悪だったのです。その日、僕は全裸に剥かれて縛り上げられた格好で、性器の電気ショックを20回、乳首の電気捻絞を30分間受けるという体罰に耐え抜きました。ウシロを犯されながら澤村の手淫で強制射精させられた上、残酷な体罰を加えられてフラフラになった僕に、彼はさらに今日から一カ月の射精禁止を言い渡しました。僕は、「はい、分かりました。澤村さま」と言わされて、やっと解放されたのでした。

ー夫婦の会話ー
 僕が家に戻った時、妻はまだ帰っていませんでした。いつものようにスカート姿に着替えて妻を待ちました。今夜はミモレ丈の花柄プリーツスカートを選びました。澤村に2回も強制射精させられた僕ですが、帰宅して妻を待つ頃には、また性欲が疼くようになっていました。1時間ほどで妻も帰宅しました。午前中に見た時と同じ千鳥柄のフレアミニスカート姿です。そのまま着替えるでもなく、居間のソファに座り、台所で妻のためにコーヒーを淹れている僕に問いかけました。

妻 「どうして澤村くんと一緒だったの?...あんな短いフレアスカート穿いて...」

僕 「・・・・・・」

妻 「あなたの女装趣味、澤村くんは知ってたの?」

僕 「・・・・・・」

妻 「話してよ。一ノ瀬くんから言われたの。高原から事情を聞いて来いって。私も知りたいわ」

 妻の前のセンターテーブルにコーヒーを淹れたカップを運びながら、僕は覚悟を決めました。妻の向かいに座って、澤村との事情を説明したのです。1年くらい前に女装して歩いているところを見られたこと、裕子や会社に言うぞと脅されたこと、脅しに屈服して彼の女装性奴隷に落とされたこと、今も彼から調教を受けていること、等々。

妻 「澤村くんの性奴隷に落とされたって...どういうこと?...性奴隷って?...」

僕 「つまり...そう、つまりね...彼の性欲に奉仕させられる...っていうか、彼の性的快感に奉仕させられるっていうか...」

妻 「奉仕って?...フェラチオさせられるの?私とのセックスの時の私みたいに?」

僕 「それもある。だけど、それだけじゃなくって...僕の身体も使われる...」

妻 「あなたの身体って...ひょっとして肛門性交?...ウシロを犯される... あれ?」

 妻はいかにも不快な顔をしました。妻の知らないところで夫が性的に楽しいことをしているのが気に障ったのでしょう。自分のことは棚に上げて夫だけを責めるのは妻の癖です。こんな変態夫のことを不潔とさえ思っている表情でもありました。一ノ瀬に身体は隷従させられても、心は僕と固く結びついている...それが妻の毎日の日々の支えになっている心情でした。僕と一緒に生活することで、肉体の上位にある精神の世界で満ち足りた人生を送ることができる...その土台には僕の妻への忠誠に対する信頼がありました。なのに、今、その信頼を夫が揺るがそうとしている...妻にしてみれば、僕が浮気したのと同じだったのでしょう。澤村は男だけど、性的な快感をむさぼるための関係である以上、僕の相手が異性であれ同性であれ、同じことです。妻の心に僕への不信が芽生えたようでした...その分、妻の心は僕から一ノ瀬に向かってしまうのです...

妻 「私ね、今日、あのあとで一ノ瀬くんに訊かれたの。高原って女装が趣味なのか?って。私、はい、って答えたわ。いつも家にいる時はスカート姿なの、って。ウィッグやマスクはしないけど、ブラジャーやランジェリーは着けています、って。一ノ瀬くん、驚いてたわ。でも、澤村くんと一緒にいるのはなぜかと訊かれときは、私も知りませんと答えるしかなかったわ」

僕 「ごめん。君を騙すつもりはなかったんだ」

妻 「一ノ瀬くんね、あなたの弱みを握ったと言って喜んでたわ。女装趣味を会社にばらされたら終わりだろうって。そんなこと、やめて、って言ったら、裕子には迷惑はかけない、アイツが会社に居られなくなっても、一緒に居たければ居ればいい、いやなら俺のところに来ればいい。もう札幌に居なければならない理由はないんだろ?って」

 たしかに妻を札幌に縛りつけていた家庭の事情はすでに解消されていました。釧路に行ってしまおうと思えば行ける状態でした。経済的なバックアップは一ノ瀬がしてくれるでしょう。でも、僕は妻を失いたくないし、妻も僕と一緒に生きて行きたいと思っています。まさか、そんな妻が僕から離れて行くことはないとは思うのですが......

僕 「釧路に行ったりはしないよね?」

妻 「・・・・・・」

僕 「裕子...」

妻 「行かないわ。少なくても昨日まではそう思ってた。でも、今日のあなたを見て失望したわ。なんか心まで一ノ瀬くんに取られそう...彼、今では私のことだけ思っててくれてるし、セックスはあなたより上手だし、経済力もあなたより強いし...」

 妻の心がぐらつき始めたのです。一ノ瀬はこのチャンスを逃しませんでした。裕子の身体だけでなく心まで僕から奪い切るチャンスです。しかも彼は僕に対して敵意を持っているはずです。学生時代、僕らはきわめて幼稚ではあったけど、社会のあるべき姿についての考え方で対立していました。もっとも学生時代の理想論の相違がその後の二人の人生でどのような相違をもたらしたか、を今になって見ると、残念ながらあまりに空しい対立だったと言わざるを得ません。でもあの頃は、ゼミでも激しく言い合いをしたし、無関心に見えた裕子にも働きかけたものでした。卒業後に分かったことですが、裕子の思想信条や価値観は一ノ瀬のそれより僕のそれに近いものでした。妻の身体は一ノ瀬に奪われてしまった...でも、身体の歓びと理性の明晰さとは別物です。今も裕子は精神的に僕の側にいる...僕はそう信じていたのです。ところが、そんな妻の心が切り崩される事態に......

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