| 中林純子のホームページ |
| 私は、男ながらスカートを着けることが大好きな人間です。スカートだけでなく、ペチコートやストッキング、ハイヒールその他女っぽいものも大好きです。残念ながら「かわいさ」とはほど遠い容姿の持ち主で、決して若くもありません。脛毛や髭剃りあとが濃く、身長も170センチ以上、髪型もいかにもサラリーマン風で、女装などほんとはまったく似合わない中年男です。それでも、私はスカートが大好きです。あの無防備感やたよりなさが大好きです。なので、無理してでもスカートを着け、時には夜の町をさまよっています。スカート姿のいくつかは、これまでにも<スカート万歳党>に掲載していただいて来ました。 このサイトは、投稿やチャット機能をもたない単純なイメージ画廊ですが、ここには、<スカート万歳党>に掲載していただいているもの以外の写真を補足的に掲載して、皆様に見ていただければと思います。補足的というか、どちらかというとエロティックなイメージです。今はまだ作成途中ですが、じょじょに完成させて行きますので、どうぞ存分にお楽しみください。ただ、じょじょにと言っても、これから素材を準備してここに掲載するための加工を終えるのにはだいぶかかると思います。2002年の8月ころに作り出して、今頃になって何とか公開までこぎつけたくらいのものです。どうか気長におつきあいいただければ幸いです。 ご意見、ご要望がございましたら、電子メールにて純子まで。 【参考サイト】スカート万歳党 2003年12月2日 当初は簡単な画廊サイトとして出発しましたが、お越しくださった方々が画廊をご覧になっての感想を残して行っていただけるよう、あらたにゲストブックを開設いたしました(これも無料バージョンですが)。率直なご感想をお聞かせいただければ幸いに存じます。どうか末永く、本サイトをお愉しみくださいますよう、よろしくお願いいたします。 |
戻る |
| 純子の名前について | ||
| 私がスカート姿になった時の名前を純子にしたのは、もともと純子という名前がいかにも女性らしくて好きだったこともあります(身内、親戚、友人、知人にこの名前の女性はいません)が、決定的だったのは、西村寿行作のバイオレンス小説「牙城を撃て」に出てくる同名の女性の運命でした。ずっと昔、人気のない最終?電車の中で拾ったスポーツ新聞に連載されていたその一節を何気なく読んだ時、私は興奮して、あやうくズボンの中を濡らしてしまうところでした。清冽な名前と苛酷な情況がいかにもぴたりと重なり合ったから... それから数年して、その小説は上下2冊のの文庫本として出版されました。はじめて読んだ時、そのタイトルをかろうじて覚えていて、たまたま出張で訪れたK市の駅前の書店で、文庫コーナーの背表紙にそのタイトルを見た時には、胸が妖しくざわつきました。手にとってページをめくってみると、純子の名前が出てきます。私は、これだっ、と思って2冊まとめて買い、その足で空港に向かい。飛行機の中でスチュワーデスの目を気にしながら読み始めました。はじめて読んだ時のあの刺激的なシーンが何時出てくるのか、楽しみにして... |
||
![]() 夫、瀬川XXが南アルプスで行方を絶った時、妻の瀬川純子は何か事件の 臭いを感じて、単身、同じ山に向かいます。そこでは、巨大な暴力集団が麻薬を 栽培しており、迷い込んだXXたちやOLたち4人の男女を監禁していました。純子も 彼らに捕らわれてしまいます。男たちは収穫のための奴隷として、女たちは性奴隷として 働かされる運命に。収穫とともに彼らは用なしでした。そこに集団を追う刑事が現れます。 |
||
瀬川と黒井の遭難が確定的だとなったのは、八月八日であった。馬ノ背ヒュッテを出たのが七月二十六日で、それ以来どこにも連絡がなく、目撃者もなかった。遭難をしたとみるほかない。 面妖なことがあった。同じような遭難者がまだほかにもいたのだ。七月の二十日すぎに、東京のOLが二人、やはり同じコースを辿っているうちに行方を絶っていた。家人が捜索隊を組織して足取りを追ったが、不明であった。 厳しい冬山とちがって、夏の山である。こんなふうに二組もつづいて、行方を絶つというのは、何かあやしかった。 ――夫は生きている。 せがわじゅんこ 瀬川純子は、そう自分にいいきかせた。 ... 純子は、登山の準備をはじめた。 純子には夫が死んだとは思えなかった。学生時代から登山には慣れていたし、装備も重装備をして出かけたのだ。めったなことで遭難したりはしない。もし何か突発事故が起きたとしても、自力で脱出できる夫であった。それも一人ではない。パートナーの黒井も登山には十分な経験を持っているのだ。 何かが起きた――その何かを、純子は事故だとはとらなかった。事故ではなくて、事件ではあるまいかと思った。他にも女二人が行方不明になっているのだ。きびすを接するようにして四人もの人間が忽然と足跡を絶つのは、ただごととは思えない。 八月十三日、純子は重装備して、新宿駅から中央線に乗った。 夫の瀬川は林野庁に勤めていた。業務部監査課員である。純子も同じ林野庁に勤めており、登山の会に入ってそこで知り合ったのだった。結婚後、純子は勤めを辞めた。まだ新婚気分が抜け切らない。一年が過ぎたばかりだ。 ――生きていてね。 そう、純子は願った。 |
||
![]() |
しかし刑事の三影竜昭も囚われの身となり、奴隷として虐待されながら、収穫のための奴隷労働に従事させられることになります。そこで、三影は瀬川たちと知り合って彼らや女たちの運命を知り、純子とも知り合うのでした。しかしやがて、男どもは強制的に決闘させられて、三影は純子の夫を殺して一人生き残り、純子も郁子との決闘に勝ってしまって一人生き残ります。 | |
| 瀬川は喋り疲れたように、ことばを切った。 「ほかに、何があるのだね」 「大麻ですよ」 黒井が受けた。黒井の声にも力がない。 「インド大麻を大量に栽培しているんです」 「大麻か...」 事情が、三影にも呑み込めた。 「何千本という大麻を植えています。大麻やケシはどんな気候でも育つそうで、ぼくたちはその収穫に使われているんです」 「君たちは、迷い込んだのか」 「そうです」 「女たちは」 「いまの二人は、やはり迷い込んだのです」 「あとの一人は」 「...」 黒井は黙った。 「ぼくの、妻の純子です」 瀬川が答えた。 「ぼくたちが遭難したとわかって、一人で捜索に来て、つかまったのです。――かわいそうに、男たちの性の奴隷です。朝から晩まで、ロープで縛られて...」 瀬川は絶句した。 いうことばが、三影にはなかった。若妻が縛られ、男たちの性玩具になっているのを、瀬川にはどうするすべもない。手錠をかけられ、酷使されて、岩穴につながれている。 ... 全裸に近い三人の女の腰をロープで結え、四人の男が手綱を握っていた。吉良の姿はなかった。引き返したようだった。 「さあ、仕事だ。奴隷ども」 江波が怒鳴った。 手錠を前にかけかえられ、首のロープを引かれて三人は洞穴を出た。 追い立てられて、歩いた。 五十メートルほどのところに、大麻畠があった。 「停まれ」 江波が命令した。 「どうかね、三影君。ここに何千本の大麻が植えられていると思う?教えてやろうか。大麻だけで、金額にすれば約一億円だ。ケシと合計でなら、年間で数億円だ。厚生省の麻薬取締官も、こんな栽培地があるとはご存じないだろう。さあ、働いてもらおうか。働きがよければ、君にも、殺す前にマリファナを喫わせてやろうじゃないか」 「ご親切だな」 「君にはたっぷり礼をしないといかんのでな」 江波は笑った。 三影は大麻畠に入った。畠といっても、林を伐り拓いただけのものだった。広い土地に何千本ともしれない大麻が夏の陽を吸って丈高く生長していた。ほとんど密集している。うまいやりかただと思った。これでは上空から飛行機で調べても、森林の中の雑草地だとしかみえない。 作業にとりかかった。背丈ほどの大麻は花序の先に果穂をつけている。その果穂と上辺部の葉をむしり取るのが作業だった。 三影の側に女が配置された。瀬川の妻だという女だった。 「わたし純子です」 女は果穂を摘みながら、まわりに聞こえない低い声で自分を紹介した。 |
||
| COOL ONLINE | naha TOP | ホームページを友達に紹介! | ゲームをしよう | ネットのニュース |