黒ギンガム     プリーツミニスカート

東北地方の山間の町に出張した時の撮影です。
とても気持ちのいい夏の一日でした。
夜になって、町中を歩き回りました。
そのときの格好で部屋の中で撮影した写真です。
外を歩く様子を撮りたいんですが、
それはなかなか難しいことです。

     2003年夏 追加   

プリーツーミニスカートで外を歩いたときの着替えを部屋で再現してみました。
ほんとは現場で撮影するのがいいのですが、実際にはなかなか難しいです。
そもそも、どこで着替えるかはその場で判断するのですから。
弱気になっているとだめなんです、いくら人がいなくても怖くてズボンを脱げないんです。
強気だと、えいって感じでズボンを脱いじゃいます。
一度脱いじゃったら、私にはスカートしかないんだっていうふうに居直れるんです。
弱気と強気はたいてい交互に来ますので、うまく強気を掴まえられるかどうかが大切です。

ズボンを脱いだら、スカートを整える前に下着を整えます。
ペチコートやスリップを前後で伸ばし、それからスカートを整えます。
ここまでくれば、しめたものです、というか、ここまでくれば、このままで行くしかないんです。
ネックレスも整えます。

カメラのすぐそばにおいてあったカバンを取りに来ました。
やっぱり、男物のかばんより、デザインがかわいらしいわね。
私、このカバンが気に入っているんです。
この日のスカート外出のために買ったばかりのものですけど。
実は、この外出のときは、できるだけ階段を歩こうと思っていたので、
こういう形のカバンでお尻を隠すもくろみもあったんです。
男物の黒カバンじゃ、きっと怪しまれるだろうと思って。

最後にスカーフをして完成です。
化粧も脱毛もしていないので女装とは言えないのかもしれません。
いちおう、夜の町で遠くから見る限り、女性に見えるかなって、希望的推測です。
それにいくら街灯やショーウィンドウの光で明るいって言っても、昼間ほどじゃないし。
そう割り切って、この格好でこの町の繁華街やJR駅ビルのエスカレータにくりだしました。