大判はこちらです...

椅子から離れてベッドに座ります。でも、プリーツミニスカートの中では純子のからだが熱く火照っています。
ここでも脚を組み変えたり、姿勢を変えたり...ベッドに押し倒される妄想...スカートを捲り上げられる...

「どう、口惜しい。大女優さん」
冬子に真っ赤に火照った頬を指ではじかれた八千代は、汗ばんだ艶っぽいうなじを大きくのけぞらせながら、
「ええ、口、口惜しいわ」
と、唇を慄わせて哀しげにうめき、次には頬にもつれかかる黒髪を慄わせて、激しく嗚咽するのだった。
卑劣な男や女の見守る中で、あられもない姿態をとらされたまま、生き恥をかかされてしまった汚辱感が、
悦楽の余韻が薄らぐと同時に、痛烈なばかり胸にこみ上がってくるのだ。
『ああ、ねえ、お願い、もう許して。後生ですから、この縄を解いて下さい。」

団鬼六「調教」より